世の中には様々な健康法があり、中には目を引く奇抜なものもあると思います。

しかし、結局のところ正しい体作りとは、昔から言われている通り「運動」「食事」「睡眠」の3原則だと思っています。

これらは人間の基本行動でもあり、この3つの積み重ねで体は出来上がります。

筋トレで重視されるのもこの3原則で、それぞれのクオリティを高める事で、最短で結果を出せるようになります。

そして、運動に関してはこれまでにビデオプログラムやコンサルを通して、詳しくお伝えさせて頂いたつもりです。

今回は残りの「食事」と「睡眠」の質を高める事により、ハイパフォーマンスと理想の体型を構築・維持していくための方法をお伝えしたいと思っています。

情報社会の光と闇

昨今ではインターネットの発展に伴い、体作りのための情報も気軽に手に入れられるようになったと思います。

最新の研究結果や専門機関が行ったエビデンスも、一般人が簡単に見れるようになりました。

翻訳機能も向上し、英語が出来なくても海外の情報をイチ早く知る事が出来ますし、SNS等で情報配信する方も増え、難しい内容も分かり易く学べるようになって来ています。

これ自体は本当に素晴らしい事だと思います。一昔前まで情報というのは一部の人間が握りしめていたものですが、今や誰もが平等に質の高い情報を共有できるようになったのです。

ただ、それと引き換えに問題も出て来ました。無限に膨れ上がった情報の中で何が正しいのかかわかりにくくなり、適切なアプローチを取れなくなってしまったという事です。

その結果、元気になるどころか体調を崩してしまったり、いくら頑張っても体型が良くならないというような事が起こって来ました。

これまでに話して来た事の復習も兼ねつつ、いくつか事例を見てみましょう。

①健康食品で死に急ぐ

オリーブオイルは健康的な油として大変有名ですが、市販のオリーブオイルを使っていたら、間違いなく寿命は縮むと思います。

エキストラバージンという表記は偽物で、中身は酷く酸化した劣悪な油です。

大量に使用すれば胃腸が荒らされ、消化不良を起こし、腸内環境も悪化して、様々な慢性病を起こすようになります。

実際、原因不明の体調不良の正体が、質の悪い油が原因だったという事はよくあります。

酸化問題はオリーブオイルに限らず、魚にも言えます。

オメガ3が健康的だと言って魚をたくさん食べる人がいますが、魚油は脂質の中で最も酸化しやく、火を入れた時点で即劣化し、これが体調不良を招く事だってあります。

そして、オリーブオイルや魚油には化学物質の問題も深刻です。

農薬や抗生物質は脂溶性なので、栽培や養殖の環境が悪ければ、体に大きなダメージを与える有害食品となります。

②抗酸化物質で老化する

アンチエイジングのために抗酸化サプリを使用する方もいると思いますが、それはちょっと使い方を間違えると、逆に体を老化させてしまいます。

一番怖いのはやはり、ビタミンCの過剰摂取で逆に活性酸素を大量に発生させてしまう事です。

ビタミンCは還元作用により、一時的に強力なヒドロキシラジカルという活性酸素を作るため、そのヒドロキシラジカルを対処するビタミンEと同時に摂取しなければなりません。

これを知らないためにビタミンCで体をどんどん老けさせてしまう人は多く、かのライナス・ポーリングは死に至りました。

他にも、ビタミンCやビタミンEは大量摂取し続けると、DNAの酸化を進めるという報告があります。

これは恐らく、抗酸化物質を摂取し過ぎたために自身の抗酸化能力が落ち、長期的に酸化しやすい体になってしまったものと考えられます。

③糖質制限して太る

ダイエットのメソッドと言えば糖質制限が最も有名ですが、実際には糖質制限で痩せられる一般人はほとんどいません。

何故なら、糖質が不足するとエネルギーを確保するために筋肉が分解され、インスリンのターゲットが脂肪に集中してしまうためです。

更に、脳は糖質をエネルギーとしているため、糖質制限をするとやる気が失われ、ストレスが溜まり、そのダイエットは耐え難いものになって行きます。

肉体的にも精神的にも、糖質制限はダイエットとそこまで相性は良くありません。

やるなら完全に糖質をカットするケトジェニックにするか、運動と併用するかのどちらかですが、多くの人は運動しない中途半端な糖質制限をして、リバウンドを繰り返すのです。

④プロテインを飲んで痩せ細る

男性であればバルクアップも兼ねてプロテインを飲む人は多いと思いますが、全く体が大きくならないどころか、むしろ痩せ細ってしまう方がいます。

理由は単純で、プロテインを飲んでもまだタンパク質が足りていないからです。

理想のタンパク質摂取量というのは日本人の感覚よりもずっと多く、ましてバルクアップを望むなら肉を筆頭に努力して摂取する感覚が必要です。

肉が体に悪いという人もいますが、それは脂質のクオリティが悪いだけで、肉のタンパク源が悪さをしているわけではありません。

勿論、タンパク質は相性も大切です。乳性タンパクなどは日本人がアレルギーを示しやすいですが、そう言ったものを頑張って摂取しても、吸収されずに素通りされている可能性がある事も頭に入れておく必要があります。

⑤新情報でバカになる

こんな質問をもらった事があります。

「水道水の塩素は有害と聞きました。だったら食品の塩も有害にならないのですか?」

勘違いしている人が多いですが、そもそも塩素は体に悪いものではありません。

塩素は人体を構成する元素の第10位で、体内では胃酸の材料やマイナスイオンとして重要な役割を持っており、欠かす事のできない重要なミネラルです。

有害なのは属にトリハロメタンと呼ばれる「有機塩素」であって、塩に含まれる「無機塩素」は無害です。

実はこういう事は元素周期表などの基礎が頭に入っていれば、その位置から自ずとわかる事でもあります。

しかし、そういった基礎が抜けたままだと新情報に振り回され、変な勘違いをしてしまう事が少なくありません。

情報を乗りこなすために

という感じでいくつか事例を挙げてみましたが、情報の氾濫で様々な問題が起きていると思います。

特に情報を「単体」で捉えてしまった時に勘違いが起こりやすく、そこには十分注意が必要だと思っています。

とは言え、現在は指数関数的に情報が増えている時代ですので、次々と新情報が入ってくるのは避けられません。

かと言って、情報を遮れば良いのかと言えば、確かに一部避けた方が良いものはありますが、完全にシャットダウンしては時代に取り残されてしまいます。

そこで、僕はこうした問題を防ぐために2つの観点を導入すべきだと考えています。

それは、

  • 歴史
  • 地域

恐らくこの2つの観点を事前に持っておけば、情報に惑わされずに上手く乗りこなして、正しい食生活を選択できるようになると思います。

その理由を1つずつ簡単に説明します。

「歴史」の観点

一番わかりやすいのは肉です。

ある健康法では「肉食は身を滅ぼす」なんて事が言われたりしますが、歴史を見るとそんな事あり得ないのは明白です。

我々現生人類は20万年前に誕生したわけですが、当時は狩猟採集をしており、肉もかなりの量を食べていた事がわかっています。

そして、人間の体の構造はその当時からほとんど変わっていないので、肉が人体を蝕むなんて事は基本的に無く、むしろ体に優しいとさえ言えます。

その証拠に肉アレルギーを持つ人は滅多にいません。麦、豆、卵などにアレルギーのある人は結構いますが、肉アレルギーは限りなく少数派なのです。

勿論、家畜の質は歴史的に大分変わって来ているので、そこには十分気を付ける必要がありますが、適切に育てられた動物の肉は体にとって有益です。

そして、歴史をわかっていないと、こんな事が起こったりもします。

玄米アブシシン論争

ある時、玄米には酵素阻害剤であるアブシシン酸が含まれるから危険だという説が出ました。

しかし、発芽すればアブシシン酸は失活するから安全だという説に変わりました。

ところが、発芽後に乾燥させるとアブシシン酸は復活してより多くなるから、発芽玄米は危険だという説が出て来ました。

そして今度は、乾煎りすればアブシシン酸は完全に死活するから、やはり安全だという説になりました。

こんな感じで危険だ安全だという説がコロコロ切り替わってるわけですが、毎年企業が打ち出すキャンペーン(説)に反応し、細部の辻褄を合わせるために頑張って、やっている事が毎年変わるなんて人は結構います。

余談ですが、僕が個人的に研究機関へ依頼したデータによると、アブシシン酸は一度発芽させてしまえば、乾燥させても復活しませんでした。

結局、何が安全で何が危険なのか未だに決着がつかないわけですが、そんな不毛な追いかけっこはいい加減止めた方が良いと思っています。

何が危険なのか安全なのか、それは歴史を調べればわかります。歴史は最新の研究結果なんかよりずっと信憑性があるものです。

ちなみに、今回よく話に出て来る元素周期表も歴史です。あれは元素が生まれた順に並んでおり、元素の歴史として見る事ができるため、見方がわかると変な情報に惑わされず、臨機応変に対応できるようになります。

「地域」の観点

歴史ともう1つ大事なのが地域です。

ここまで情報が拡大してきた理由の1つは情報配信者が増えた事が挙げられますが、情報配信者というのは何らかの目的があって情報を配信するのであって、そこには主義主張というものが含まれます。

この主義主張が無味無臭な情報に色付けをして面白くしてくれるのですが、一方で対立を生んで混乱を招く要因にもなります。

その対立で最も顕著なのが地域差によるもので、代表が東洋と西洋の食い違いです。

例えば、東洋系の代替医療では玄米菜食、断食、糖質制限、肉や牛乳は悪、などの情報を頻繁に見かけます。

一方、西洋系の栄養学などでは、タンパク質不足にならないよう肉や牛乳を勧めたり、消化の事を考えて玄米より白米が勧められたりします。

どちらも健康的な体作りのために話されている事ですが、これらは非常に引っ張り合う事が多いのです。

東西対立

それもそのはず、健康法というのは地域の性質によって大きく変わるからです。

わかりやすいところで言えば、農耕牧畜が起こって1万年、その間に乳糖の耐性を獲得した西洋人は牛乳を飲んでも何の問題もありませんが、乳糖不耐性のままの東洋人はお腹を壊す確率が高いです。

また、東洋系の健康法では運動は余り考慮されないため、血糖値が上がり過ぎないよう白米より玄米が推奨されますが、フィットネスが盛んな西洋系の健康法ではむしろ血糖値を上げるためにGIの高い白米などを食べる事が望まれたります。

他にも、速筋繊維が多い西洋人は筋肉の絶対量が落ちにくく、糖質制限ダイエットも有効的ですが、そうでない東洋人が糖質をカットしたりすると、筋分解が進み過ぎて逆に痩せられなくなったりします。

こうした差は特に東西を跨いで起こっている事が多いですが、これを放置したままにしておくと、せっかくの栄養でアレルギー疾患に陥ったり、運動して体調を壊したり、体型が醜く崩れる、なんて事が起こって来ます。

前提の違う東洋と西洋の情報がごっちゃになっているからです。

この問題を乗り越えるには東西の和解が必要で、具体的には東も西も関係無い人類単位で見るのが大事だと思っています。

人類全体で平等に見ていく事ができれば、情報発信の地域に惑わされる事なく、正しい食生活を選択できるようになるはずです。

最適な食事と睡眠

「歴史」と「地域」という観点を持つと、その字からもわかるように、古今東西に通用する健康法が見えて来ます。

僕はそれこそがヒトに適した食生活であり、高いパフォーマンスを発揮するための食事と睡眠に繋がって行くと考えています。

しっかり理解して実践できれば、仕事の効率は上がるし、競技能力も高くなるし、疲れにくくなるし、体調不良は改善されるし、実年齢よりも若々しい肉体を維持できるようになるはずです。

体型も自然と好感を持たれやすいバランスの良い状態に仕上がり、希望があればそこからもっと大きくしたり、もっと引き締めたりと調整する事も簡単です。

ヒトに適さない食生活をしている内は、無理に体型を変えようとしてもリバウンドしたり、体調を崩したり、長続きもしないものですが、適した食生活ができていれば、ダイエットにしろ、バルクアップにしろ、そんなに難しい事ではありません。

ポイントは「適しているかどうか」という事になって来るわけですが、今回、僭越ながら僕の方でそのためのビデオ教材を作らせて頂きました。

「歴史」「地域」という観点を取り入れたヒトに最適な食事と睡眠の教材です。

少し大げさに聞こえるかもしれませんが、死ぬまでハイパフォーマンスと理想の体型であり続ける事を目的に作りました。

今からその詳細をお伝えするので、興味のある方は引き続きお読み下さい。

プログラム詳細

今回のプログラム名は「Eat Optimally, Sleep Optimally」です。

「Optimally」とは「最適に」という意味で、正に今話して来た事を実現する意味を込めています。

食事の方の構成は栄養学を採用し、「炭水化物」「タンパク質」「脂質」「微量栄養素(有機化合物)」「微量栄養素(無機物)」という5第栄養素に「水」を加えて6章から成っています。

尚、「食物繊維」は炭水化物の中に、「フィトケミカル」は微量栄養素(有機化合物)の中に、「酵素」はタンパク質の中に入れていますので、栄養素的な漏れは無いと思います。

睡眠の方は大きく分けると「速やかな入眠」と「良質な睡眠」の2つになりますが、教材の中では便宜上「睡眠」で1章に纏めてお伝えさせて頂きます。

それでは箇条書きではありますが、内容をザっと紹介します。

炭水化物

動画:1時間24分11秒
※画像はイメージです

  • 病気の歴史は穀物の栽培から始まった
  • 玄米 VS 麦飯!どちらが日本人に向いている?
  • 糖質の善し悪しをコントロールする3つの方法

  • 太りやすいミルキークイーン、痩せやすいササニシキ
  • 食品加工の歴史を知ると炭水化物の本質がわかる
  • テンサイ糖がヘルシーというのは果たして本当か?

  • 果糖が安全と思っている人は間違いなく早死にする
  • 人工甘味料とノンカロリー甘味料は体内でどう作用するか?
  • 驚愕の事実!ファスティングには意味が無かった

タンパク質

動画:1時間22分52秒
※画像はイメージです

  • 人体に最も最適なタンパク源とは?
  • タンパク質の消化吸収率を最大化する調理方法
  • 20万年前と現代の食生活を比較して見えて来る理想のPFCバランス

  • 歯並びで適した食事を決めるのはもう古い
  • 高タンパク食は肥満に繋がるか?
  • タンパク質は1度に30gしか吸収できないというのは本当か?

  • ホエイ VS ソイ VS ピー!3大プロテイン徹底比較
  • 運動性必須アミノ酸という新しい概念
  • タンパク質摂取でアンモニア臭がする人の原因と対策

脂質

動画:1時間5分34秒
※画像はイメージです

  • 脂肪のバランスはエイコサノイドで考える
  • ステロイド剤の副作用と脂肪酸の関係
  • コレステロールと飽和脂肪酸の是非に決着

  • グラスフェッド vs グレインフェッド!脂質のクオリティを比較
  • 癌治療とダイエットで知名度を上げたMCTオイルの落とし穴
  • ココナッツオイル最強では無い説

  • エネルギーになる一方で脂肪を減らしてくれる短鎖脂肪酸の恩恵
  • 世界で爆発的に広まったキャノーラ油の裏側
  • 魚油のバイオアベイラビリティ(生物学的利用能)を最大化する方法

微量栄養素(有機化合物)

動画:51分20秒
※画像はイメージです

  • 無農薬野菜の中では人体を攻撃する成分が作られている
  • 20代でステージ4から復活した癌患者の栄養戦略
  • 添加物を避ける前に、ホウレンソウを避けなさい

  • 100歳以上のベジタリアンは存在しない事実
  • 子どもに野菜を強要してはいけない理由
  • サプリメントの吸収を阻害する抱合酵素の外し方

  • 手作り酵素の世界から見える葉野菜の正しい食べ方
  • 過酸化脂質の生成をほぼ完全に抑えられるスカベンジャーの組み合わせ
  • 尿酸は痛風の原因なだけでなく、ビタミンCを超える強力な抗酸化物質である

微量栄養素(無機物)

動画:1時間5分49秒
※画像はイメージです

  • 元素周期表を読み解く6つの鍵
  • 減塩すべき人とそうでない人の根本的な違い
  • 放射性物質とは何か?原発問題をわかりやすく振り返る

  • カルシウムを摂取するほど骨粗鬆症になるカルシウム・パラドックス
  • 「マッドサイエンティスト」という言葉を生んだミネラル
  • 改めて人類はどれだけの水銀に晒されているのか?

  • 添加物のリン酸塩に注意!リンの過剰摂取が腎機能を低下させる
  • ビタミンEの500倍の抗酸化力を持つセレンはギリギリ毒
  • 宇宙は最後、鉄になる

動画:27分43秒
※画像はイメージです

  • クラスター(分子の集合体)は小さい方が良いという説を検証
  • 水素水を飲むと本当に健康になれるのか?
  • 石英閃緑岩(せきえいせんりょくがん)から得られる活性水の効果

  • 陸上の水 VS 海洋深層水
  • 日本で唯一無殺菌のままボトリングされている唯一の水
  • 天然のアルカリイオン水が存在する場所

  • 炭酸水を飲むと体内で何が起こるのか?
  • 死の水とも言われる真水で体を休ませる
  • 永久保存版!使えるウォーターレシピ

睡眠

動画:2時間11分19秒
※画像はイメージです

  • 草食動物の睡眠時間が極端に短い理由
  • 深部体温を下げて速やかな入眠を作り出すテクニック
  • カフェインとアルコールの正しい付き合い方

  • 眠る時は少しだけ騒がしい方が良い
  • 睡眠の質を高める寝具とパジャマの選び方
  • 75cmの高さに最大の電磁波を発生させるマットレス

  • 寝室に置いておきたい2つの植物
  • 睡眠をサポートするハーブ、アロマ、サプリ達
  • 眠る時の呼吸を真剣に考える

  • 3つの寝相を検証!どんな寝相が最適か?
  • 最も眠りにくい睡眠禁止ゾーンの存在
  • 体質と年齢に関係しない理想の睡眠法

など、他にも色々とお話していきます。

Eat Optimally, Sleep Optimally

動画:8時間28分48秒
※画像はイメージです

プログラムビデオはDVDなど形あるものではなく、オンラインからダウンロードする形になります。

MP4ファイルでの提供になりますので、パソコン、スマホ、タブレット、どんな端末でも閲覧可能です。

ビデオは大変ボリュームがありますので混乱しないよう、メールで3回に分けてお届けさせて頂きます。

参加時に「炭水化物」「タンパク質」「脂質」、1週間後に「微量栄養素(有機化合物)」「微量栄養素(無機物)」「水」、2週間後に「睡眠」を配布しますので、着実に学んでいって下さい。

世界を浮き彫りにする

今回のプログラムは「歴史」「地域」という概念を取り込んでいるのが特徴的ですが、これらが大事なのは世界を正しく見るのに必要だからです。

「歴史」は積み重ねて来た時間軸であり、これは世界の縦軸と言えます。

「地域」はあらゆる土地を含む空間軸であり、これは世界の横軸と言えます。

こうして縦と横から見る事で、世界を丁寧に見る事が出来るようになります。

プラス、そこへ「科学」を加えると盤石です。歴史と地域の軸を作った上に、「科学」で包括的に肉付けをしてやると、世界を詳細に説明できるようになると考えています。

科学は軸が無い状態で用いると表面に振り回されて混乱を招く恐れがありますが、正しい軸の上で活用すれば、適切に情報をフォローアップをしてくれます。

また、科学は根拠を示して実践をスムーズにしてくれますし、散らばった情報を抽象化して理解しやすくもしてくれます。

科学の助けがあれば、ノウハウを現実的に活用できるようになります。逆に科学がないがしろになると、フワッとした現実味の無い話で終わりがちです。

と言う事で改めまして、今回のプログラムは「歴史」「地域」「科学」3つの軸で展開するヒトに最適な食事と睡眠の教材となります。

楽に生きる

僕は運動指導でこんな指摘をする事があります。

「それだとアクセルを100踏みながら、ブレーキを80踏んでいる」

歩くにしろ、ジャンプにしろ、バーベルを持ち上げるにしろ、せっかく100の力を出しながらも効率が悪いために、結果20しか動けていないなんて事があります。

これは別に20しか動けない事が悪いというわけではなくて、だったら最初からブレーキを踏まずにアクセル20で動きましょうという指摘です。

だってその方がずっと楽で生きやすいから。

実際、車でアクセルとブレーキを同時に踏み続けていたら即効で壊れると思いますが、ブレーキを踏まずに軽くアクセルを踏んでいれば、ガソリンが無くなるまで悠々と動き続けられると思います。

食事や睡眠もこれと同じです。例えば、栄養的には100摂っているのに、それが適さない故に体力を80消耗し、結果20しかプラスにならないという事がよくあるわけです。

じゃあ最初から適した栄養を20摂っていればいいじゃないですか。体にとってはその方が圧倒的に負担が少なく済みます。

勿論、100摂って100プラスにする事だって可能ですが、要は効率良く生きて行こうという話です。

今回はそんなヒトに効率の良い食事と睡眠を身に付け、何事も楽に達成していくためのプログラムを提供させて頂きたいと思っています。

お支払い方法

参加費は3万円とさせて下さい。

決して安い額ではありませんが、他の方では真似できないようなコンテンツに仕上がったと自負しており、価格以上の価値は提供できると考えています。

支払方法はクレジットカード(Paypal)と銀行振込(三菱UFJ)を用意しています。

基本的に一括のみになりますが、事情があれば個別に相談に乗るのでメールを頂けたらと思います。

それでは参加を希望される方は下のボタンより進んで下さい。

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