Tokyo仙人ジム
「今年から肉体改造、頑張るぞ!」
という事で、新年になると気合いが入る人は非常に多く、
それは大変結構な事だと思うのですが、この時多くの人は
「運動」と「食事」の2つ事しか考えないと思います。
しかし、それでは本当の意味での肉体改造は行えない、
というのが口うるさい僕の持論です。
確かに人間の体は運動によって体内ホルモンの変化が起こり、
栄養を補給する事で外見的にも変化がもたらされます。
しかし、僕達の体に影響を与えるのはそれだけではありません。
実は生活をしている内に、様々な物から大きな影響を受けています。
例えば、電磁波。
電磁波に関しては別の媒体でもある程度詳しく説明した事がありますが、
現代、特に都会に住む人達においては非常に大きな問題になっています。
電磁波とはパソコンやホットカーペットなどあらゆる電化製品から
放射状的に発せられている目に見えない波の事ですが、
この波が人体に大きなダメージを与える事が既にわかっています。
非常に強い電磁波を発する住宅に住んでいた人の
視力が「2.0」→「0.2」になったという報告も出ています。
同じような状況で飼い犬の抜け毛が激しくなったり、
赤ちゃんに湿疹ができたという事例もあります。
多くの人が悩むアトピーも電磁波が原因の場合があります。
電磁波が体に影響を及ぼす仕組みはまだ完全に解明されていませが、
どうやら人体の神経細胞や皮膚表面の電荷を強制的に移動させるようなので、
それがホルモンや免疫の行動に様々な影響を及ぼすのではないかと思います。
そして、電磁波は熱を誘発するため、
熱に弱い目や睾丸が影響を受けやすい特徴があります。
実際、携帯電話をポケットに入れている人の精子の数は
そうでない人の半分になるというデータも正式に出ています。
前立腺癌や子宮癌になる確率も高くなる事がわかっおり、
ED、死産、不妊などにも大きく関わっています。
初めて聞く方は、「電気が体に悪い?んなアホな」と思うかもしれませんが、
電磁波を浴びる事は「被曝」と呼ばれる事を知っておいて下さい。
つまり、放射能汚染と一緒です。
正確に言うと放射線の「γ(ガンマ)線」と同じ仕組みになっており、
体細胞を攻撃し、フリーラジカルを生みながら癌細胞を増やします。
そして厄介なのは時間差がある事です。
放射能と同じように、少しずつ体を蝕みながら
3年後、5年後、10年後に大きな症状となって現れるのです。
最初は軽く考えていたのに気付いた時にはもう手遅れ、ハイお終い、
という最悪のケースを引き起こすのがこういった被曝の特徴です。
この電磁波の問題、先進諸国の中でも日本が圧倒的にヤバいです。
何故なら、日本国にはアースを取る概念がほとんど無いからです。
外国のコンセントを見た事がある人はわかると思いますが、
あちらのコンセントには差込口が3つあります。
2つは電気を流す経路であるが、
残りの1つ電気を逃がすアースの経路が備わっているのです。
これにより、電場の発生を漏らす事が無く、
電磁波の影響を限りなく小さくする事が可能です。
しかし、日本のコンセントは差込口が2つしかありません。
結果、逃げ場のない電気は電場を形成し、人体に直接悪影響を及ぼしていくのです。
ではどうすればいいのか?
まず、日本で普通の生活をしている限り、
電磁波の問題から完全に逃れるのは無理だという事をわかって下さい。
電気がインフラ化している日本で、電磁波を完全に遮断するのは不可能です。
それを理解した上で、可能限り電磁波のリスクを減らす努力をするのですが、
ここでは中でも極めて重要な3つの対策をお伝えしたいと思います。
電磁波の中でも最も厄介な「マイクロ波」なるものを出すのですが、
最も健康被害が報告されている最低最悪の代物です。
これは今すぐ捨てて欲しい。
そもそも電子レンジは温める過程で栄養素を7割方破壊してしまうので、
栄養の面から見ても使うのは好ましくありません。
「いやー、それはさすがにきついっしょ!」
と思われるかもしれませんが、捨ててしまえば何とかなるものです。
僕も捨てた当初は本当に大丈夫なのか不安になりましたが、
コンビニ食などが強制的に減るので、より健康的な体になれます。
そう言えば、コンビニの店員はあんなに間近で電子レンジの
電磁波を浴び続けているわけですが、もし子どもができたら
あのバイトだけはやらせまいと真剣に思うところです。
次に、「ホットカーペット」「電気こたつ」「床暖房」などの暖房器具。
これは電子レンジ程ではないですが、かなり高い電磁波を発しています。
しかも体に密着して使うものなので、その被害は甚大です。
こたつで寝るなんて自殺行為だと思って下さい。
よって、これも捨てて欲しい。
代わりにエアコンを使いましょう。
エアコンも電磁波自体は発生していますが、
体から離して使うので影響は極小と考えて大丈夫です。
パソコンは先の2つに比べればそこまで強い電磁波を発していませんが、
かなり間近で、しかも長時間使用するため、影響は大と考えられます。
とは言え、さすがにパソコンを捨てろとは言いません。
電子ジャーも、電気ポットも、テレビも、ほとんどの家電を捨てた
空気の読めない僕でも、そこまで鬼畜な事は言えません。
ではどうすれば良いかというと、「アース」する事です。
既に電磁波の問題に気付いた先人の方達が、パソコンをアースする
機器を開発しているので、ネットで検索して接続しておいて欲しい。
これをするかしないかで、10年後のあなたの体調は全く違うものになるはずです。
以上、他にも細かい対策はありますが、とりあえずこの3つが最優先です。
そう言えば、これも一応言っておきます。
実は屋内配線の関係で常に電磁波が強くなっている住宅もあるのです。
壁や床から強い電磁波が出続けている、正に殺人住宅です。
この場合、対策がどうこうというか、引っ越すしかありません。
自分の家の電磁波が強いかどうかは、計測器を買えば自分でもわかるし、
今は調べてくれる業者もいるらしいので、気になる方は頼んでみて下さい。
さて、ここまで電磁波のお話をしましたが、何が言いたかったかというと、
肉体改造は「運動」と「食事」だけではないという事です。
普通のジムのトレーナーであれば、運動と食事の2つのみ、
せいぜいこれに睡眠のアドバイスを付け加えるくらいでしょう。
しかし、このジムでお伝えするのはそんな狭い範囲では収まりません。
例えば、洗剤関係にも言及します。
ここでは詳しく書きませんが、市販のシャンプーやハンドウォッシュは
皮膚を傷めつけ、返って抜け毛を促進したり、肌をボロボロにします。
歯磨き粉も同様です。
知っている人も大分増えてきましたが、市販の歯磨き粉に含まれる
フッ素や研磨剤は一時的に歯を白くするように見えて実は歯を脆くし、
脳にまでダメージを与える有害物質です。
これらには天然素材を使った洗剤の代替案が必要なのです。
洗剤以外でも、例えば寝具にも言及していきます。
マットレスで寝る事の怖さを知っている人がどれだけいるでしょうか?
その他、衣類や化粧水など、生活面で考慮すべき事はたくさんあります。
そう、つまりこのジムは運動と食事だけでなく、
「衣」「食」「住」全てのライフスタイルに口を挟み、
「生活スキル全体の向上」を目指すのです。
何ともお節介なジムなわけですが、 しかしこれが、
「実用性を重視した筋トレ」「内臓まで美しくなる食事」
に次ぐ4つの基本方針の3つ目になっています。
ついでにこの場で4つ目の基本方針もお伝えしてしまいます。
最後の方針は1~3の方針を包括的に摂り纏めるようなものですが、
「科学を乗り越えた自然回帰」というものです。
健康至上主義者はよく「自然回帰」という言葉を使いますが、
ここでは「科学を乗り越えた」というのがポイントです。
例えば、今回の電磁波のお話。
僕が、
「電子レンジを捨てましょう」
と言ったのは自然回帰に近いと思います。
しかし、
「暖房器具はエアコンにしましょう」
「パソコンはアースしましょう」
と言ったのは単なる自然回帰ではありません。
電荷製品という科学を受け入れた上で、可能な限り自然に帰ろうとする試みです。
今の時代、この考えが非常に重要だと思います。
最近は自然回帰を連呼する気持ち悪い人達が増えてますが、
彼らの話には現実味がありません。
電化製品を全て捨てて山にでも帰るのでしょうか?
そんな現実を受け入れられる人間なんてそうはいないと思います。
もしできる人がいたとしても、その人の人生とは一体何なのか疑問です。
一人山に籠って健康的に暮らして、それでどうなるのでしょうか?
僕は人間というのは、未来や世界のために生きていくべきだと思っています。
一人で殻に閉じこもっていてはいけないと考えています。
そのためには、ある程度のリスクも受け入れなければいけない時があります。
福島に残り、放射能の対応に当たっている人達に対し、
「健康に悪いから移動願い出した方がいいですよ」
なんて言うのがどれだけ不毛な事はわかると思います。
そもそも科学は否定するものではないと考えています。
科学は僕達に大きな恩恵を与え続けてくれています。
僕達人間が築いてきた科学は人間の成長の軌跡であり、進化です。
その進化を全て捨ててサルに戻って退化するのが正しいとは到底思えません。
僕達は科学という進化の更に上に、自然回帰という進化を上積みするべきです。
こうして「踏まえて乗り越える自然回帰」こそが重要だと思っています。
小難しい言い回しになってしまったが、超大雑把に言えば
「科学と自然のバランスを取りましょう」という事です。
以前お話した筋トレの話もそうです。
マシンは少し科学寄り過ぎるのです。
かと言って、自重オンリーは自然に偏り過ぎているのです。
だから、僕は自重+フリーウェイトを提唱しています。
食事も同じです。
自然食大好きっ子はサプリを否定しますが、それは自然に寄り過ぎ。
逆に、サプリ信者は自然食を疎かにしますが、それは科学に寄り過ぎ。
僕は自然食をメインに、必要に応じてサプリを摂るのが良いと思っています。
この考え方は、単に肉体改造という狭い世界の話ではありません。
・西洋医学と東洋医学
・近代的手法と伝統的手法
・理想と現実
・合理と非合理
・還元主義と全体主義
あらゆる側面で科学と自然のバランスを調和していく事こそが、
これからの人間に最良の進化をもたらす礎となるのではないかと思うのです。
「Tokyo仙人ジム」
この名前もそんな意味を込めて名付けました。
「東京」という科学的な印象に続いて「仙人」という自然的な印象。
「仙人」という自然的な印象に続いて「ジム」という科学的な印象。
「科学を乗り越えた自然回帰」この大方針を掲げて、
優秀な肉体を作り上げていく事が、このジムのミッションです。
という事で基本方針の説明もこれで終わりますが、
こんな変わったジムに「前向きな何か」を感じて頂けた方は
また次回の記事をお待ち頂けたらと思います。
それでは。
電磁波の恐ろしさと具体的な対策がわかる動画を撮りました。
興味あればパソコンからの被曝を回避する方法を見て下さい。
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コメント2件
フクイレン
いつも有益な情報ありがとうございます。「科学を乗り越えた自然回帰」
素晴らしいですね。これからも参考にさせて頂きます!
木下
黒羽さんの視点はとても勉強になります。自分では気付けない話なので毎回とても参考になってます。
生活レベルの向上の話も楽しみにしてます。